2005年12月アーカイブ

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うちのアパートにウサギがいるんです.部屋の中に飼ってるっていう意味じゃなくて,アパートの前庭とかで最近何度か撃しました.それで,アパートの管理センターの人に「昨日と一昨日の夜にうちの近くにウサギがいたよー,誰かの飼ってたのが逃げたとか聞いてない?」と聞いてみたら,「No,No,ワイルドなウサちゃんよ,となりの丘にたくさん住んでるんよ」と教えてくれました(このワイルドは「乱暴者のウサちゃん」という意味ではなくて「野生のウサちゃん」という意味ね).

というわけで,現在アメリカのウサちゃんと仲良くなろう作戦(あわよくば飼ってしまおう作戦)を実施中です.…けど,これがぜんぜん思うようにいかないんです.まず,ニンジンとかをあげようとしても,ある程度以上近づくと猛烈に逃げ出してしまって,写真すら撮らせてくれません.かといって遠くまで逃げるわけでもなく,すぐ近くに隠れていて,こっちが必死で探しているのを監視してるみたいなんです.それで,探してるうちに偶然近くによったりすると突然走り出してきて別の繁みの中に隠れてしまいます.

クリスマスに1時間ほど悪戦苦闘して,なんとか写真を撮りました.正確には,ウサたんのスピード的に普通にカメラで写真を撮るのは まったくムリそうなので,動画モードにして動かしっぱなしにして,ウサたんが繁みから走り出すときの音をたよりに適当にカメラを向けてみるという撮影方法です.約1時間かけてウサたんが写っているムービーはわずか3秒…,メモリカードの容量が1GBしかないため15分に1回部屋にもどってパソコンにムービーを移さないといけないという超ヘヴィーな作業でした.

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http://www.marigold.sakura.ne.jp/ext/20051228/rabbit11.wmv
※ムービーは(悩んだ末)Windows Media形式にしました.


ところで…,ウサギの捕まえ方は2種類あります.
  • 一番簡単なのはワナをしかけておく方法です.ワナといっても脚に噛みつくような乱暴なワナじゃなくて,扉つきのカゴのようなものを使います.入り口の扉がミソで,外から中に入るときは押し開き,中から外に出るときは引き開きになるような扉になっています.外から中に入るときは頭から突っ込んでいけば自然に扉が開きますので簡単に中に入れますが,出るときは手前に引っぱらないといけないので出られないというトリックです(人間でもたまに引かなきゃいけないドアを押してしまってビルに閉じ込められたと思ってあせったりすることがありますね).しかもウサギって好奇心が旺盛なので,こういうものがあると どうしても入ってみたくなるらしいのです.
  • ワナがないときは,単純に追い掛け回す方法でも捕まえられます.というのが,ウサギなどの野生動物は瞬発力はすごいですが,持久力がまったくなく,逆に人間は野生動物の感覚では異常なほど持久力があるので,相手に休む時間を与えないようにしながら根気よく追い回せばそのうち身動きができなくなって簡単に捕まってくれるという仕組みです.
一度確保して餌付けしてしまえば,あとは放し飼いでも大丈夫,それどころか餌をくれる人だとわかってもらえば,ウサたん親戚・ご友人みなさん引き連れてきてくれるようになるかもしれないので,一度つかまえてみようと思ったのですけど,アパートの敷地内にワナを設置するのは,あまりにも変な人すぎる感じ….仕方なく,追い回す方法を試したのですけど,アパートの敷地内ではプールを囲んでいる柵とか建物の隙間とか障害物が多すぎてすぐに見失ってしまい,ウサたんが体力を回復する時間を稼げるので全然ダメでした.

野生のウサたんと仲良くなるのはなかなかいい作戦だと思いませんか? ぼくは4月には日本にもどってしまう予定なのですけど,野生のウサたんなら ぼくがいなくても自分で生きていけるので,平気だと思うんです.

アパートの近くにはコヨーテもいることがわかっている(1回だけ朝7:15くらいに目撃しました)ので,そのうちコヨーテの写真も撮りたいです(こっちの場合は逆襲されないように注意しないと).


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クリスマスシーズンなのでイベント多いです.先週の金曜日には仕事帰りにディナーパーティー(6:00~8:00)+クリスマスコンサート(8:00~10:00),パブでのライブ(9:30~翌日1:30)と激しくハシゴしてきました.
なんで こんなすごいスケジュールになってしまったかというと…ご存知の通り?ぼくは昔バンドやってたので(詳しくはこちら)ライブとかコンサートの類が好きなんです.それで,こちらの職場で2人バンドをやっている人がいる(別々のバンドで ひとりはギタリスト,もうひとりはドラマー)ということを聞いて,2人とよく「メサ・ブギーのアンプはわりと素直で使いやすい」とか「シーケンサーはやっぱり必需品だよね」とか話しているうちに,とても仲良くなって「次回ライブやるときは呼んでよー」とお願いしてたんです.
で,16日金曜日,なんと同じ日に2人がライブをするっていうことがわかって,うはっ,まずい,選びにくいと思っていたらドラマーの方が「あっちは10:00までで,うちは9:30スタートで3セッションあるから第2セッションからきてくれればいいよ」と助け舟を出してくれて,一晩で一気にふたりのライブを見ることになったわけです.

ドラマーの方のライブの第2セッションは10:30頃になりそうな感じだったので,最初のライブを見たあとフリーウェイで移動すれば(会場は30キロくらい離れてるけどほとんどの区間をフリーウェイで走れるので)間に合いそうだなと思って,ナイスアイデアと思ったのだけども,まぁ,しかし,実際にやってみるとたいへんでした.
5時に仕事を終えてフリーウェイをブっ飛ばして(渋滞でブっ飛ばせない区間が多かったけども)50キロ走り最初のライブ会場へ移動,それが終わったら15分で30キロ走って次の会場に滑り込みセーフと,とまぁ,疲労することをまったく計算に入れてないスケジュールでした.ライブで5時間さんざん騒いだ上に,一晩でフリーウェイを100キロ走りましたよ….

というわけで,みなさんも調子よく約束しまくって忘年会とかバッティングすることのないように気をつけてくださいね.

そういえば,マンガとかで,二人と同じ日にデートの約束をして,半分ずつ時間を割り当ててうまく乗り切ろうとするネタがありますよね….

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先週の金曜日は会社のアニバーサリーホリデー(アニュアル ホリデー)夕食会,今日は会社が入っているビルのクリスマスホリデーで,ビルの前で朝ごはん(パウンドケーキみたいなものとフルーツ,コーヒー,ココアなどの無料配布)+バンド演奏がありました.こういう日はやっぱり特別で,同じビルに入っている他の会社の人とも親しく話をしたりできるので,なかなか楽しいです.

Yahoo!ブログ内でも忘年会の話をたくさん見るようになりましたけど,アメリカの会社のアニュアル ホリデーというのは日本の忘年会に近い行事です.ただし,いくつか大きな違いがあって,それは…
  • 基本的に費用はすべて会社もち.お酒を飲むためホテルのレストランでやることが多くて,宿泊用の部屋も会社が費用を負担する場合が多い(ただしIT系みたいな社員が高給取りの会社に限る?)
  • 業務時間内から始まる.午後の業務時間帯にいったん家に帰ってタキシード(または黒のスーツとか)に着替えて,奥さんを連れてくるみたいな感じの流れになる.
  • 家族(主に奥様・フィアンセ・ガールフレンド)同伴が普通(たまにひとりの人もいるけど).
のような感じです.最大の違いは,酔った上司の話を無理やり聞かされる心配がないところだという気もしますけど,まぁ,それはいわないでおきましょう….

というわけで,写真はアニュアル ホリデー夕食会の会場から見えるヨットハーバーの風景です.このレストランはこの絶景がウリなんだそうです.

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  • 今年は会場がだいぶ遠い(サンディエゴの近く)だったので,少し早めにでたら1時間以上も前に到着してしまって(ここらへんが日本人だ…),すこし会場の周りを歩いて写真を撮りました.ヨットハーバーの見える丘の上は ものすごい高級住宅街らしくてハーバー側が全面ガラスの4階建て住宅とか,すごいものがズラズラ~と並んでいました.
  • アメリカではパーティー(特にホームパーティー)には少し遅れてくるのが常識で,18:00にスタートの場合は18:10~30ごろにくるのが普通です.これは,パーティーの準備をする人に時間的な余裕を与えるための慣習なんだそうです.パーティーも1時間以上たたないとディナーは始まらなくて,最初の1時間はカクテルパーティー(ワインとか飲みながらアペタイザーを食べる立食パーティー)になってることが多いです.優雅でしょ?
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英語ではタヌキのことをラクーンドッグ(raccoon dog)て呼びます.ラクーンていう単語は聞いたことがあるかもしれません.電動自転車の名前にラクーンていうのがあったなぁって思う人もいますよね(自動車のホンダがつくった電動自転車ですけど,すでに生産中止かも?) 実はラクーンというのは英語でアライグマのことなんです.つまりタヌキは英語では「アライグマ犬」みたいな名前になってるんですね.
日本人にとっては,アライグマというとラスカルのイメージ,タヌキは日本昔話のイメージなので,まったく違うものなんですけども,英語圏の人はタヌキは大きいアライグマというイメージなんですね.実際写真を見くらべてみると,なるほどよく似てる感じです.
ほかにも,たとえばムササビは英語ではフライング スクワロー(flying squirrel)と呼ぶのですけど,このスクワローというのは日本語ではリスのことなんです.つまり,英語圏の人たちはムササビはリスの一種だと思っているわけです.
もちろん逆のパターンもあるわけで,その代表的なものがネズミです.英語には正確にいうとネズミに相当する語がありません.というのが,日本人がネズミと呼んでいるものを,マウス,ラット,ハムスターなどと明確に呼び分けていて,マウスとラットは違うものと認識しているんです(詳しくはこちら).名前がはっきり違っていることからもわかりますよね.

ヨーロッパの人たちが長らくネズミに悩まされてきたのは世界史なんかで聞いたことがあると思います.特に中世ヨーロッパでペスト(黒死病)ていう恐ろしい伝染病が大流行し(1347年から1350年のわずか3年間で3400万人,3人に1人がペストで死亡したといわれています),そのときの記憶が文化として脈々と残ってるのですね.このペストを媒介していたのが主にクマネズミ(black rat)だといわれています.
日本でも「ゴキブリが嫌われるのは病気を運ぶからだ」とかいわれていますけど(あまり信憑性はないそうですけど),同じようにヨーロッパ系の人たちにはネズミは恐い病気を運んでくるというイメージで,たいへんに嫌われているのです.

「えー,じゃぁ,ミッキーマウスとか,トムとジェリーとかどうなるのー,人気者だよね」と思いますよね.ここで重要なのがマウスとラットの違いなんです.人気者のミッキーマウスとかは,みんなマウスだということに気がついたでしょうか.
つまり,英語圏の人が嫌っているネズミとは,ラットのことで,マウスではないんです.だから,ミッキーマウスはOKだけど,ミッキーラットはダメだし,コンピュータの操作をするのもマウスはネーミング的にOKだけど,ラットはダメ(ゴキブリみたいに触りたくない感じ)という感覚です.
  • 英語の文書を和訳するときなどに,マウスとラットを訳しわけないといけないときは,マウスをハツカネズミ,ラットをドブネズミと訳しましょうという慣習があったりしますけども,日本人にはピンときませんよね….
  • 日本の英和辞典(ジーニアス英和辞典)をひいてみると「ラットはイヌがとり,マウスはネコがとるものとされる」とか,おもしろい解説が入っているのですけど,やっぱり日本人にはピンとこなかったりします.
  • マウスとラットを混同するなんて,ゴキブリとクワガタの見分けがつかないくらいナンセンスな感じがするんだと思います(そこまでではないか…).いや,しかし,「ラットって大きいマウスでしょ?」て聞いてみると,「そういう風にも見える」という答えがもどってきたりはしますけども.しかし圧倒的多数は「ラットとマウスは大きさが全然ちがうし,ラットはシッポが長い」という答えです.

それで,ふと思いついたのが,日本ではハムスターはペットとしてとても人気があるのだけど,アメリカではどうなんだろうということです.もし,ラットの類と見えるなら日本人は変わり者だと思うだろうし,マウスの類と認識されているならOKでしょうから(ミッキーマウスもウォルト・ディズニーが飼っていたマウスがモデルなんだそうですから).
で,答えは簡単,マウスはマウス,ラットはラット,ハムスターはハムスター,もともと これらをくくる語(日本語の「ネズミ」に相当する語)がないので,やっぱり全然別物と考えられていて,ハムスターはアメリカでもペットと認識されているそうです(人気があるかどうかはわからないそうですけども).
  • アメリカのペット第1位はイヌ,2位はネコ,3位はなんとフェレットなんだそうです(詳しくはこちら).

また,日本語では「齧歯類」(げっしるい)なんて言葉は生物の授業とかでしか聞きませんけども,英語圏では齧歯類に相当するローデント(rodent)という単語は普通に使われる言葉です.その証拠に学習用の英和辞典とかだと頻出語のマークがついていると思います.
だから,たとえば「日本ではハムスターていう種類のネズミを飼っている人がたくさんいる」ていう話をしたら「ハムスターはペットにしてもOK,ウサギもOK,リスもOKかな」とか話が進んだりします.日本人だと,ネズミの話してたのに,なんで急にウサギ?リス?と思ってしまうのですけど,これは英語圏の人たちがマウス,ラット,ハムスター,リス,ウサギ,コウモリ,モグラなどはローデントという同一グループの動物と認識しているからだったりします.だから,ネズミの話をしたあとにウサギに話がとぶのは,英語圏の人には自然な流れなんですね.

ここまでの話を図にすると,下のような感じです.
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  • 生物学的には,ウサギは齧歯類ではなく,ウサギ目ウサギ科なのですけど,日常語としてのローデント(rodent)はウサギやコウモリ,モグラなんかも含むように誤解されています(詳しくはこちら).しっかりした英語の辞書(たとえばオックスフォード)をひくと,正しく「ラット,マウス,リス,ヤマアラシなど」となっていて,ウサギは含めていません.
  • 上の絵の中にギニーピッグ(guinea pig),直訳すると「ギニアのブタ」(ギニアは国の名前)というのがでてきていますけども,これは日本ではモルモットと呼ばれているネズミ(とても大きくてシッポがないのが特徴)です.日本語のモルモットは翻訳が間違っていて,ホントのモルモットというのはリスの仲間の別の動物です.

というわけで,アメリカでもハムスターはいちおうペットと認識されているらしいという話でした(えっ?そういう話だった?)
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今日は職場の副社長さん&プロジェクト マネージャーさんとバーガーレストランにいってチェスをしながらランチを食べました.
というのが,ぼく,実は将棋大好きなんです.どのくらい好きかというと,日本にいたときには会社の将棋部の幹事をしていて,9月6日にアメリカに出発する2日前の9月4日に将棋大会(日本将棋連盟主催「職域団体対抗将棋大会」)に出ていたほどです.それで,ある日雑談中に,こちらの会社のメンバーでランチのときにチェスをやる習慣がある人がいるらしいことを耳にして,「へぇー,ぼく実は日本では将棋部の幹事してたんよー,ルール違うけどねー」と(英語で)話していたら,本日お誘いがきたというわけです.

ご存知の通り?日本の将棋とチェスはルールがちがうわけで,同じようにはできないのですけど,好都合なことに,ぼくは普通のチェスもできます.それで気楽に参加したのですけど,実はすごい落とし穴があって,なんと持ち時間が5分しかなく,しかも正確に対局時計(チェスクロック;もち時間をカウントダウンする専用の時計)ではかるものだから,世界ルール版チェスは ひさしぶりな ぼくにはかなりきつい….しかも,副社長さんが「彼,日本から来たんよー」と(もち英語で)いいふらすものだから,次々と対局希望者が現れてたいへんなことに….
結局8戦して全敗とさんざんな結果になってしまいました.

アメリカのチェス好きは みんなもってる?チェスバッグ?
とまぁ,戦績はさんざんだったんですけど,おもしろい発見がありました.
そのバーガーレストランに集まってチェスをしている人は,みんな下の絵のようなチェスの道具(コマ,やわらかいチェス版,持ち時間をカウントダウンする対局時計のセット)を収納する専用バッグ(チェスバッグ?)をもっているんです.しかも,みんな名前と電話番号を刺繍(ししゅう)してあります.
日本では,盤が折りたたみ式の箱になって,その中にコマをしまうタイプをよく見るのですけど,アメリカのフィールドプレーヤーはこんなのが普通なんですね.

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※この絵のチェス盤は白黒の模様がまちがっていますので あしからず…ぼんやり描いてたら間違えてしまいました.

バーガーレストランでチェスをすると聞いていたので,将棋道場みたいなところを想像していたんですけど,実際にはまったく普通のレストランでした.単にそのレストランのテラス部分の席にチェス好きが勝手に陣取っているだけなんじゃないかなという気がします.それでレストランのほうも営業上よい効果があるので特にやめろとはいわないだけなんじゃないかなぁと思います.
観光地で有名なラグナ ビーチ(Laguna Beach)にも同じように土日になるとチェス好きが勝手にテーブルを広げて占拠しているところがあったりします.日本でも昔は縁台将棋といって店先のベンチにまたがって将棋をする習慣があったと聞いてますけど,最近は見ませんね.

(次回の対局のために密かに作戦を練ってます…)