2006年2月アーカイブ

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今週はゲッティー美術館(Getty Museum)にいってきました.
ゲッティー美術館というのは,大富豪の 故 J. ポール ゲッティー(J. Paul Getty)さんが収集・寄贈した美術品を美術館として開放しているもので,ロサンゼルスで一番人気のある美術館です.ゲッティーさんは,12億ドル(単純に換算して4320億円,当時の価値だと たぶんもっとすごい額)も美術館に遺産を残したのだそうで,それはもう,もはや国や自治体では不可能な豪華さです.
もともとはロサンゼルスよりだいぶ北のマリブというところにあったゲッティーさんの邸宅を美術館として使っていたのだそうですが,現在はロサンゼルスの市街地(ダウンタウン)を見下ろす高い山の上に移転していて,美術館の中だけでなく,景色を見ながら周りを歩いているだけで幸せになれる感じです.

展示品は,絵画はもちろん,中世ヨーロッパの贅を尽くした家具,彫像,羊皮紙の本(アレクサンダー大王とかシーザーの伝記など金箔を貼った絵にカリグラフィーの手書き文字が感動的に美しいです),古代文明の出土品など,幅広いです.絵も彫刻も家具も誰もが一目見てすぐにすばらしい作品だってわかるような,典型的(古典的?)な美術品なので,誰でも気軽に楽しめます.

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ボストン美術館(Boston Museum of Fine Arts)にいったときも感じたんですけど,アメリカの美術館ていうのは,とてもフレンドリーな感じで開放的なのが印象的でした.日本だと,美術館て気難しい感じで,お客もツウの人が対象,展示もズーンと威厳をだして なんともいえない緊張感を感じさせる雰囲気なことが多いように思うのですけど,アメリカの美術館は ほんとに普通のアミューズメントな感じがします.
特にこのゲッティー美術館は,美術館の広大な敷地の中に庭園とか芝生の庭(ピクニック エリア)とかがあって,たくさんの家族ずれがピクニック風にお弁当を広げて食べていたり,子どもが芝生の丘をゴロゴロ転がり落ちて遊んでいたりして,日本の人が見たら絶対に美術館だとは思えないような陽気な雰囲気が漂ってます.

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2階から1階を撮影.めちゃ高いですみんなも描いてみようのコーナー
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ゲッティー美術館の外観(ごく一部)プラザ部分(南側)

フレンドリーさの極めつけが,自分で絵を描いてみるコーナーがあることです.展示品を見終わったあと,「では皆さんも描いてみましょう」とかいうノリのようです.さらに驚くのがアメリカ人のノリのよさ.いい美術品をたくさん見て気分がよくなってるのか,かなり多くの人がほんとにデッサンをする席に座って絵を描き始めたりします.しかも,全然うまくないんだけど,めちゃ真剣(^_^;) 初老のおじさんとかが,奥さんといっしょに,「ん~,どうかなぁ…」「あら,いい感じじゃありませんこと?」とかいいながらデッサンやってるわけです(ぼくは心の中で「全然立体感がないじゃん!」とか突っ込んでましたけども).

というわけで,ぼくも これは絶好のチャンスではありませんか?ということで,ぼくも1点描いて展示エリアに展示してきました.トップの絵がゲッティー美術館に展示されてる ぼくの絵です.
「Made at the Getty」のスタンプは,普通は小さいサイズのスケッチには押してもらえないみたいなんですけど,係りのお姉さんに頼んで押してもらいました(わざわざ押してもらうスペースあけといたもん).スタンプ押してもらうときに「この絵どうですか?」て聞いたら,「グレイト!」ていってましたけど,顔がメチャ笑ってました.


こってりさん,
お客さんが描いた絵の中に,ドラゴンボールの悟空がスーパーサイヤ人になって燃えてるところの絵もありましたよ(ダニエル・ヒューストン Jr.くん?歳の作品).アメリカの美術館員の人は「そんな展示なかったでしょ!」とはいわないで,掲示してくれるみたいです.
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おひさしぶりになってしまいました.実は先週の木曜日から うちの(日本の)部長さんがこちらに遊びに?こられていて,いろいろとイロイロな色々がありまして,だいぶ間が空いてしまいました(途中で1回ウサたんの写真を入れたので たいして あいてないように見えますけど,実は2週間近く…).

というわけで,今日は日本にもどられる部長さんをロサンゼルス国際空港まで送っていったあと,せっかくだから,ロサンゼルスの中心街にいって遊ぶことにしました.例によって例のごとく目的の90%はLAフィルハーモニックだったりしますけども.
ロサンゼルスから日本に帰る飛行機は朝11:00頃発ですので,9:00過ぎに空港でお見送りしたあと午後2:00に始まるLAフィルの公演まで まだだいぶ時間があります.というわけで,LAフィルの拠点ウォルト・ディズニー・コンサートホールの斜め前にある「現代美術館」(Museum of Contemporary Art;略してMOCA=モカ)にいってみました.

実は ぼく,美術館には何度も行ったことありますけど(ボストンでも行きましたし),現代美術館というのは初めてです.まぁ,しかし,作品が わりと最近のものという程度で美術館には違いなかろうと思って入ってみたのですけど….
まぁ,アレです.難しいです.いや,「いいな」と思うものもたくさんありましたけどね….MOCAはロサンゼルスの観光ガイドとかには必ず出てくる観光名所で,おすすめ度も★★★(3/3)だったりするんで,日本から旅行にこられる方々の相当数もここに立ち寄られるのではないかと思いますが,他の方々の感想も聞いてみたいなぁと思う今日この頃です.
下の写真はMOCAの中庭っぽいところにおいてあるオブジェです.

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MUJIって現代アートっぽい?
MOCAでは面白い発見がありました.他の美術館などと同様にMOCAにも併設のショップ「MOCAストア」があって,美術館の嗜好に合わせた(MOCAの場合は当然現代アートっぽい)セレクトショップみたいになっているのですけど,その一角に「MUJI(無印良品)」のコーナーを見つけました.ALESSIなんかと堂々と渡り合ってる感じで,感心しました.MUJIの製品はフランスなんかでもけっこう売れるんだとは聞いていたんですけど,こんなところでも活躍してたんですね.

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ウォルト・ディズニー・コンサートホール

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MOCAのお隣のカリフォルニア プラザ桃の花?が満開です
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といいつつ,実は日曜日のウサたまの様子です.最近は1メートルくらいまでならよらせてくれるようになってはいるのですけど,なんかほとんど進歩がないです.上の写真は2メートル弱くらいの位置から3倍望遠でとってますけど,カメラがウィーンといっただけで耳がピクっとたって,耳がこっち向きになっているし(ウサたまは耳の向きを変えることができます),中腰になってて逃げる気満々ですね.

しかし,このウサたまが座っている位置には特別な意味があります.ここはいつも ぼくがミニ キャロットをおいてる位置なんです.つまり,「ここにくるといいことあるかも」ということは覚えてもらえたのかなぁってことで,まぁまぁですね.

この写真に写っているのは大きい大人のウサギだと思います.小鳥みたいな小さい子どものウサギもたくさんいて,そっちが本命ですけど,日曜日はどこかに遊びに行ってしまっていた模様….
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海の生き物って なかなか いい感じのが多いのですけど,中でもマンタは楽しいですよね.
というわけで,先週?先々週?予告していました,ボストン旅行…じゃなかった…出張のときに撮ったニューイングランド水族館の ちっちゃいマンタ?の動画です.(※再生ボタンを押してしばらく待つと表示されます.自動再生しない設定になっていますので,再生ボタンを押してください.)


「ちっちゃいマンタ?」って「?」がついてる理由ですけど,マンタの絵を描こうと思って資料を見ているうちに,なんかちょっとちがうかもって気がついて,もしかしたらマンタとよく似た別のエイがいるのかもって思えてきました.大きいマンタの写真とかを見ると みんな口の両脇に丸いヒレのような感じのものがついてるんですよね(トップの絵みたいに).でも,ニューイングランド水族館でとった動画や写真を見ると,口の両脇のヒレらしきものが見えないんです.
もし,どなたか これは ちっちゃいマンタじゃなくて○○だよっていうのを知ってる方がおられましたら教えてください.

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ヤマゾクさんの「トビエイの仲間」ていうヒントをもとに,いろいろ調べた結果,これはウシバナ トビエイ(Cownose Ray)に違いないと確信しました(Thanks>ヤマゾクさん).見た目や大きさ,習性などよく一致していますし,ニューイングランド水族館のダイビング クラブのページにも解説がありますので,間違いないでしょう.マンタの子どもかと思ってましたけど,違いました.要するに,おたまじゃくしはカエルの子ということのようです(意味不明).
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最近気がついたのですけど,アメリカのカタツムリて,日本のとは目の位置がちがう種類がいるみたいなんです.アメリカ人の描くカタツムリのかなり多くが,上の絵みたいな感じになっていたりします.ぬいぐるみとかも,やっぱり上の絵のような感じだし…(例えばコレとか).
なんだか,あたまの触覚みたいなのが妖精っぽい感じで,いいですよね.