2006年5月アーカイブ

Mac移行計画

| コメント(4)

MacBookが発売記念きかく~ということで, 今Windows機からMacに乗り換えるとどうなるのか,…というか現実的に乗り換えできるのか,乗り換えたらできなくなることがあるとしたらそれは何かを整理しときたいと思います.つまり簡単にいうと独り言ですね(^_^;)

S. 現在使用中のソフトウェアの移行性・代替製品

カテゴリ 製品名 Mac版
お仕事 Microsoft Word OK
Microsoft Excel OK
Microsoft PowerPoint OK
プログラミング Visual Studio 不要(Mac標準の環境のほうが理想的)
HOLON X on Windows 3 不要(Mac標準のUNIX互換機能が超ステキ)
DB Microsoft Access OK…なんだけど この際MySQLとかに移行したいな.
Web Microsoft FrontPage なし!困った!
スキャナ(2種類) Intel Mac用ドライバがまだ
Corel Paint Shop Pro X なしだけどGIMPで代用できそう
PEGASYS TMPGEnc XPress 3.0 ×
PEGASYS TMPGEnc 2.5 ×
PEGASYS TMPGEnc Editor 2.0 ×
Corel Painter&ワコムタブレット OK
その他 Microsoft Money ×
PocketPC ActiveSync/Outlook ×
Adobe Acrobat 7.0 OK
PGP OK
Private InfoKeeper 不要(Mac標準機能に移行)
goo IDメモリー
HOLON DaViDeo Pro × こういう系統のソフトってMac用だとどんなのがあるのかな

以下,詳細です.

1. お仕事関係のソフト(MSオフィス)

要するにマイクロソフト オフィスなんだけど, 家のマシンでの利用頻度は低くて,ほんとはもう買わないことにしたいのだけど…. やっぱり,家で仕事をしなきゃいけないことがあって, ときどき集中的に必要になったりします. ほんとはStarOffice(日本ではStarSuiteか)みたいな安い互換ソフトにしたいんだけど,PowerPointとか動作が違ったりすると本番冷や汗かきそう.

2. プログラミング系のソフト

Visual Studioと,UNIX互換環境としてはHOLON X on Windowsを使用中. Mac標準のプログラミング環境のほうが自分にとっては都合がいいので, これらはもう買いません. 特に動作が重くて不安定で悩まされてたX on Windows(というかCygwinですね)から 開放されるのはありがたいです.

3. データベース

Microsoft Accessを使用中. 書籍(主にマンガだけど)の管理用データベースをMicrosoft Accessで構築してしまっています. これははっきりいって最初のソフト選びが失敗だった(というか安易すぎた)という気がしていて, 反省してます. AccessもMac版が出てるんじゃないかと思うんですけど, この際何か適当なものに移行したいと思ってます.

4. Webパブリッシング【これ重要!】

4.1. HTMLファイルの編集

現在HTMLの編集にMicrosoft FrontPage 2003を使用中. これ,かなり必須だったりします.

FrontPageにしかない機能を使っているわけではないのですけど, ぼくはHTMLコードを直接手打ちしてWebページをつくっているので,勝手にいろんなタグを入れ込んでしまったり,手打ちしたコードをガタガタに崩してしまったりするソフトは困っちゃいます.今市販されているメジャーな製品で人間が打ち込んだコードは絶対に触りません,コードのインデントとかにも絶対に手をつけませんっていうソフトはFrontPage以外にはないと思うんですよね(…もしかしてDream Weaverもそういう仕様になってるかな?)

しかし,FrontPageはMac版が出てないみたい…ということで, これは多少困った感じです. まぁ,FrontPageに移行する以前はEmacsで編集したHTMLを ブラウザで確認という普通の方法で編集していたわけで, その状態にもどせばいいだけという気もしないでもないですけど… (EmacsはMacには標準でついてくるので心配なし).

4.2. スキャナ

Fujitsu ScanSnap (ドキュメント スキャナ)と HP Scanjet 8400 (フラットベッド スキャナ)を使用中. スキャナが何でWebのセクションに入っているかというと, スキャナの主な用途がWebにあげるイラストをパソコンに取り込むためだからだったりします (次のフォトレタッチとビデオ エンコード&編集ソフトも同様の理由でWebセクションになってます).

ScanSnapはPowerPC用のドライバはWebで配布が始まっているみたい. ただし,現在配布されているのはPowerPC用で,Intel Mac用はもうちょっと待ってとのこと.

HP Scanjetの方はフラットベッドのCCDカメラ方式の高級機なので当然Mac版のドライバもあるのだけど, このドライバってPowerPC用とCore Duo用どっちなんだろ?(^_^;) アプリケーションソフトはRosettaでOKとしても,ドライバをエミュレーションで動かすというのは ちょっとどうなんだろう?

4.3. フォトレタッチというか画像の加工というか…

Corel Paint Shop Pro Xを使用中. 特にコレでないといけないわけじゃなくて, トリミング,縮小,レイヤー機能を使って写真とイラストを合成したり,ヒストグラム調整くらいしか使っていないので,どんなソフトでもOKという気がする.というか,最近はGIMPを使っていることが多いから,この際リストラかなぁ.

4.4. ビデオ エンコーダー・ビデオ編集

PEGASYS TMPGEnc XPress 3.0(Motion JPEG→MPEG2→WMV変換), PEGASYS TMPGEnc 2.5(ビデオからコマごとのJPEG画像を取り出す), PEGASYS TMPGEnc Editor 2.0(不要シーンのカット) の3つのソフトを使用中. 最近デジタルカメラでムービーを撮ってブログにアップしたりすることが多くなったので, けっこう必需品だったりするんですよね. ほかに適当なソフトがどんなのがあるのか,あまり知らないし…. Premierだったら何でもできそうって? やめてよ,値段100倍なんだからぁ(^_^;)

4.5. Corel Painter(&ワコムタブレット)

Mac版があって,なおかつハイブリッド版なので, 特別に買いなおさなくても,既にもっているやつを使えばOK …ですよね,Corelさん. Windows機の方からアンインストールすれば, Macに1ライセンス新たにインストールできるということですよね? あ,しかし,PowerPC版をロゼッタ(Rosetta)で エミュレーションして動かすことになるのか…重くなりそうですね. まぁ,どうせイラストは ほぼ100%手描きなので,関係ないかなぁ.

5. その他

5.1. Pocket PCとActiveSync/Outlook

PocketPCを激しく使用中なんですけど, PocketPCてパソコンからデータを流し込むのにActiveSyncとOutlookが必要なんですよね (電話帳とかメモとかPocket Outlookの機能を使わなければOutlookは不要になるけど,それでもまだActiveSyncは必要です). PocketPCをやめてしまえればいいんだろうけど,今のところ他に適当な代用品が見つからない感じです.やっぱデータはすべてWeb上にもって(Yahoo!カレンダーとか使って)W-ZEROでWebにアクセスして使うのがいいのかな…って,えらいお金がかかりそう(^_^;)

5.2. 暗号化ソフト・パスワード管理ソフト

PGPはMac版があり. それ以外のものはMac版はないのだけど,Macには標準で似たような機能があって,便利に使えるというウワサを聞いてるので,そちらに順次移していけばOKという気がしています. こういう事態に備えて,現在使用中の製品はいずれもCSVでデータをエクスポートできるものを選んであるので,エクスポートしたCSVデータをPGPで暗号化してもっておいて,必要に応じて参照,Macの標準機能に登録という流れで難なく移行できるでしょう.

5.3. 家計簿・金融資産管理

Microsoft Moneyを使用中.

Moneyは,非常によくできたソフトで気に入っているんだけど,あきらめるしかなさそうです. Moneyがどう“よくできている”かというと… 例えば友だちと2人でレストランに行って,ぼくがクレジットカードで5000円払って,友だちから2500円を現金でもどしてもらった(翌月のクレジットの請求額が5000円,費目の内訳は2500円が食費で残り2500円が現金への資産間移動になる)とか,200株保有していたBNホールディングスの株が1.5分割されて持ち株数が300株に変わったとか,そういうきわどい取引に正しく対応していて,お金の流れを正確にトラッキングできるんです.

ただ,Windows版ですらユーザー少ないのに Mac版となると,さらにユーザー数が激減するだろうから, マイクロソフトがよほど暇にならないかぎり移植は行われないんだろうなぁと思ってます. かといって,他にこのレベルのソフトをつくってくれそうなベンダーもたぶん存在しないので, 代替品もありえないんだろうなぁ…. まぁ,この際 表計算とかでシンプルな管理にもどしますのでしょうね.

H. ハードウェア

メインマシンは17インチのMacBook ProでOKとして, 持ち運びに便利なタイプがないんですよね… 一番軽いMacBookでも,2.36kgもあるんですよ(というか15インチのMacBook Proが2.54kgだから, 重量的には200グラムほどしか違わなかったりします). 絶対ダメとはいわないまでも,これを出張のたびにもちあるくのは大変だなぁ. Windowsだと,1.2kg台だといろんなメーカーが出してるし,1kg以下のマシンですらいくつか選択肢があることを考えると,最軽量機が2キログラムを超えているというのは問題だなぁと思いませんか? やっぱり出張用はWindows機にするしかないのかなぁ.


ふ~む,こうして眺めると,微妙なところですね. まったく無茶な計画というほどでもないけど, しばらくは平行してWindows機ももっていないといけないという感じかなぁ. しかし,メイン以外のマシンをおいとくのってジャマだし, メンテナンスとかも面倒なんですよね….

というわけで,さっそく購入(ダウンロード)して読んでみました. いやはや,やっぱり人気の本だけあって独特の面白さがあります.

で,今回は『生協の白石さん』の話ではなくて,電子出版・電子書籍の話なんですよね,なぜなら紙の本は去年の11月(約半年前)にでてて,今さらな感じですから(^_^;)

ご存知の通り(?)電子書籍は苦戦していて,実際ぼくのまわりでも電子書籍をよく買っているという人はあまりいません. 実際のところ,読んでみて何かが問題があるからやめたというところまでもいってなくて,単にパソコンやPDAで本を読むという発想自体がないのが原因だろうと思ってます. しかし,このページが読めている皆さんには,ホントおすすめなんですよ.その理由は…

  • 捨てなくてよい.本好きの方はもちろん,そんなに本好きというわけでもない普通の方でも増えすぎた本の始末にこまっている人は多いように思います(ブックオフがあるって?) 電子書籍なら,書架がいっぱいになって泣く泣く廃棄なんてことはもうありません.お気に入りの本をずっともっていられます.
  • 軽いです.PocketPCやザウルスなどのPDAを利用すれば,わずか130グラムの中にあなたの蔵書をすべてを入れてもちあるくことができます.
  • 検索できます.ブログなんかを書くときに時間をかけて読み返すというような面倒はいりません.目次をクリックすると目的の章に飛べるというようなWebライクな機能もあります.
  • PCなら好きな大きさにして読めます.全画面表示にして文庫本なら4ページ分くらいになるような量を1画面に表示したり,大きい文字で読んだり,自由自在です.本来 縦書きの書籍を横書きに表示させて読むことだってできちゃいます.
  • その結果,紙の本より速く読めます.けっこう多くの人がパソコンで文字を読むと疲れるというイメージをもっているようですけど,それはいわゆるブラウン管ディスプレイを使っていたときの話.今は光がソフトな液晶ディスプレイで,文字も精細,自分にあった文字サイズ・行間や文字量に調節することができるので,むしろ紙の本より楽だと思います.その証拠に若い人で1日中本を読んでいるという人は滅多にいないと思うんですけど,1日中Webを見ている人は少なからずいたりしますから.…液晶の方が楽だからそうなるのかどうかは知りませんけども(^_^;)

ね? けっこういいなって思えてきたんじゃないですか? 『生協の白石さん』まだ読んでない方おられたら,これを機に電子読書をはじめられてはいかがでしょう? 電子書籍を取り扱ってるサイトや必要なソフトのインストールの仕方などは下のURLを参照してください.

ところで『生協の白石さん』,値段は840円なんですけど,分量・内容的にちょっと高く感じますね…(いやいや決して内容に不満があるといってるわけじゃないです.純粋に文字とか量が少ないなと思って…). ちなみにインプレスは電子書籍だと安くしてくれるんですけど, 他の出版社(例えば『生協の白石さん』の講談社とか)は電子版でも紙の本と同じ値段で買わないといけないんです. コストは電子版のほうが安くできるのだろうから,将来的には紙の本より印刷代ぶんだけでも安くなったりするといいのですけど.

関連記事

一部の方の間で話題騒然だった(?) imation Flash Wristbandが(アメリカで)発売になりました. リアル店舗の方ではまだ見かけていませんけど(というか調べてませんけども), Amazon.comは在庫を十分もっているようす (Amazon.comでimation Flash Wristbandを見てみる).

といわけで,5月12日に現物を入手できましたので,さっそくimation Flash Wristbandの評価レポートをいっときますー.

まとめ(って,いきなり?^_^;)

写真1:ループの形が今ひとつ
写真2:大きさ比較

買わないほうがよさそう.

何でも無骨になりがちなPC周辺機器, なんとかオシャレにUSBメモリを持ち歩ける方法はないかっていう難しい課題に 挑戦してくださったimationの皆さまの心意気意は評価したいですけど, 今のところ製品のデキは今ひとつといった感じです. 着想はとてもよいと思っているので,改良版に期待したいところです.

以下,問題点要約.

  • ループの大きさが大きすぎる上に,ループの形がきれいな楕円形ではないため(写真1の形状参照), 実際に腕につけてみると,あまりファッショナブルな印象になりません(腕でなく,カバンとかならまぁまぁかも). 最近流行のシリコン製のリストバンド(例えばホワイトバンドとか,以下シリコンバンド)と比べるとあまりにも野暮ったい感じです.
  • 腕につけるのにたいへんな苦労します. USBコネクタ部分をもう一方の端の穴に差し込むことで腕にとりつけるようになっているんですけど(写真2), 素材がシリコンラバーですべりが悪く,USBコネクタが14mmもあるので,かなりまどろっこしいです. たぶんこの点が一番問題になったかも.

以下,詳細.

大きすぎる

まずは,大きさについてですが,明らかに大きすぎます. ぼくは身長170cm(ほぼ日本人男性の平均身長)なのですけど,軽く2cmはあまる感じです. それでも形がきれいな楕円とかだったら,なんとかガマンできるかな,と思ったんですけど,不自然な形なので あまりきれいに見えません.

素材はある程度やわらかいですけど,ループが大きすぎるので腕につけても基本的にこの形を維持してしまいます. 普通のファッション用のシリコンバンドとちがって厚みが相当にあるので,柔軟さにも問題があるように思います.

具体的な寸法の話なんですけど,ぼくの場合,手首のまわりが170~177mmなんですね (ヒモなどで腕のまわりにフワっとループをつくってその長さを測る方法で測っています). ふだん使っている時計の革ベルトの長さを測ってみると185mmくらいでした. つまり遊びは10mm程度あれば十分なようなんです. 10mmというのは腕まわりの約6%ということになります. 時計の革ベルトはいんなサイズにできるので,ためしに約11%にあたる195mmにしてつけてみましたが, これは時計としては かなりゆるい感じですが,軽いシリコンバンドならOKと思いました. つまり遊びの許容範囲は10%程度までという結論です.

で,imation Flash Wristbandのループの長さは210mmですから, ぼくにとっては遊びが30mm以上(20%以上)もある状態で,あきらかにブカブカです. 遊びの許容範囲は10%程度までという仮定が正しいとすると, このバンドが似合うには2メートル以上の身長が必要になり, これが似合う人はあまり多くないことになります.

参考までに,NIKE製のシリコンバンドLIVESTRONGの長さは, 大人用と書いてある長い方が202mm,子供用と書いてある短い方が180mmだそうです(たぶん女性は子供用になる). また,Ronaldinho Silicone Bandsは約190mmになっています. ここから推測すると,1種類でフリーサイズにするときは190mm,2サイズ用意するときは200mmと180mmにするというのが慣習かもしれません. いずれにしても210mmはすごく長いのは間違いなさそうです.

手首まわりとバンドの長さ
場所 長さ
(B)手首まわり(最大) 170~177mm
時計のバンド 185mm
imation Flash Wristband 220mm
NIKE LIVESTRONG 大人用 202mm
NIKE LIVESTRONG 子供用 180mm
Ronaldinho Silicone Bands 190mm

腕につけるのがタイヘン

腕への取り付けがタイヘンな理由のひとつは明らかで, バンドの素材がシリコンゴムになっていることです. シリコンゴムはすべりが悪いですから,USBコネクタをムニュ~と押し込む感じになります. 両手なら簡単ですけど,右手で左手の手首につけるとなると話しは別で,けっこうな器用さが要求されます.

USBコネクタを差し込むスロット部分を硬質にするとかコーティングをするなどの方法で すべりはよくできるでしょうけど,今度は簡単に外れて落ちてしまうという問題がでてきそうで悩ましいそうです.

また,前節でバンドの長さが210mmで長すぎると説明したのですけど, この長さになっているのは,腕へのとりつけがタイヘンというのとも関係していそうです. というのが,USBコネクタ部分の長さが14mm+メモリ本体が入っているなどの理由で曲がらなくなっている部分が合計60mm以上あるのですけど, ここをうまく取り回しできるようにするにはピッタリの長さになっていてはいけないんです. というのが,腕につけるにはUSBコネクタを逆の端のスロット(穴)にまっすぐに差し込まなければならないわけですけど, USBコネクタとスロットはバンドが形成する楕円の接線方向に向いてしまうので, ループの半径が小さくなれば小さくなるほどUSBコネクタとスロットの方向を調節する余地がなくなってしまい, 差し込みが難しくなるからです.

なので,手首のまわりが175mm程度の ぼくにとっては, 210mmというのは一見ずいぶん余裕がある数字に思えますけど(実際腕につけ終わってしまえば余裕ありすぎですけど), 腕につける作業は意外に容易じゃなかったりします.

普通のスティック状のUSBメモリじゃダメですか?

ところで,普通のスティック状のUSBメモリをポケットにいれてる人や, キーホルダーや携帯電話のストラップにつけている人は当然いて, USBメモリをいつでも持っている状態にするという意味では, このような今までのやり方で十分だと思います. 単に“持ち歩き便利”ていうだけだと,たぶん PQI Intelligent Stickには誰も勝てないでしょう.

ということは,わざわざリストバンドにする理由は やっぱりファッションの一部でしょ?ていうことになるんだと思います. その意味で,もっとファッショナブルさにこだわらないといけなかったんだと思います.

意外に安い? そこそこ健闘するかも

と,まぁ,ここまでかなり辛口なんですけど, ぼくの予想だと実は けっこう売れるんじゃないかと思ってたりするんですよね. というのが,この製品,バンドの形になってるというだけで高くなるのかと思いきや, 値段はむしろ安い感じなんです(下表:価格の比較参照).

製造技術についての知識がないので,詳細はわからないのですけど, プラスチックやアルミの筐体より シリコン成型の方が安くできるのかもしれません(で,他のメーカーがシリコン成型にしないのは放熱を気にしてるから?)

価格の比較
メーカー品名容量価格
imationFlash Wristband256MB 25.99ドル=2,860円
バッファローRUF-C256ML/U2256MB 2,980円
I-O DATATB-B256256MB 2,980円
  • imation Flash Wristbandの価格は,アメリカのAmazon.comの販売価格です.1ドル110円換算で換算してます. その他はヨドバシカメラ(yodobashi.com)の価格です.
  • USBメモリの値段は中に入ってるメモリのスピードでものすごく大きく変化するので 値段を単純に比較するのはよろしくないように思うのですけど, これらはほぼ同じスピードのメモリを使っていると思います.
  • ただし,現在のところimation Flash Wristbandは256MBの製品しかないため, 1GBや2GBのものと比べると容量単価はかなり高くなります. 標準的な2GBのUSBメモリは19,800円くらいなので容量単価は1.5倍です.

製品の着想がいいので,“ちょっといいかも”と思わせる魅力はあって, “ちょっと買ってみようかな”と思って変える値段になってるように思うんですよね. 新発売する製品としては容量が少なすぎる256MBになっているのは そういう狙いもあったように思われます. シリコンバンドに似せた形にするというコンセプトからいっても狙いは若い人になると思うんですけど, 例えば512MBにして5,000円となると高校生や中学生は衝動買いできない域に入ってしまう気がします. そういう意味で3,000円以下になる256MBで様子を見るというのはウマイ気がします.

先に説明した,大きすぎる(ループが長すぎる)とか,つけにくいというような問題は買ったあとにわかる問題なわけで, 衝動買いするには高すぎるなどの買う時点でわかる問題とは違うと思うんです. なので,とりあえず買ってみようという気持ちを妨げる要因にはならないのではないかと予想します.

ただ,このFlash Wristbandをかっこよく腕につけてる人を見つけるのは難しいのも間違いなさそうなので, 人がつけているのを見て自分もっていう感じにはならなさそうなので,ヒット商品というところまでは いけそうにないと思います.

ファイルを整理していたら,2004年の東洋経済の記事がでてきました.長銀が生まれかわって,ちょっとオシャレな銀行になった新生銀行の社長さんの八城政基さんのインタビュー記事です.内容はこんな感じ….

ある人のところへ誘われていったとき,額にかかっていたのが孫文の書でした. 文章は王陽明のもので「知るは難く行うは易し」とあった. 一般には「言うは易く行うは難し」ですが,その逆です. 台湾の人に聞くと,「知るは難く」が本当だといっていました.
出典:週刊東洋経済2004年03月13日号,Key Person INTERVIEW 八城政基・新生銀行会長兼社長

ちょっと面白い へぇ~な話だなと思って,原典というか もともとはどういう文脈や時代背景で出てきた言葉なのか興味がわいてきたので,いつものごとくGoogleで検索してみることにしました.検索ワードは“知るは難く 行なうは易し”です……すると,なんと たったの3件しかヒットしないんです(2006年05月8日現在).

あれ?おかしいなと思って,検索ワードを前半の“知るは難く”だけにして再検索してみたら,今度は29件ヒットして,2番目の項目に まさに ぼくが参照している東洋経済2004年3月13日号のWebページがヒットしています.ヒットしてる部分は目次の八城さんのインタビューの見出し部分でズバリそのままの“八城政基/新生銀行会長兼社長/知るは難く行うは易し。考え抜けば未来は創れる”となっています.

あれれ?それじゃぁどうして最初の検索でこのページがヒットしなかったの?と思って,よーく見てみると,なんと,最初の検索ワードは“行う”の部分が“行なう”になってるんです.つまり送り仮名の送り方の違いでヒットしなかったらしいのです.実際 送り仮名を直して再検索したらズバリ的中です.

実際やってみましょうのコーナー
検索ワードヒット件数
知るは難く 行なうは易し 3
知るは難く 29
知るは難く 行うは易し 8

※件数は2006年05月08日23時ごろのデータ.

うわ,これは日本語処理だと,ものすごく初歩的な問題だわ,う~む,例えば,日本語にうるさいジャストシステムなんかが作ったら,こうはならないんだろうけども….と考えつつ,あれ? じゃぁ英語ではどうなってるの?と思ってcolorとcolourみたいに違う綴りで試してみたら,やはり英語でも同様に異なる綴りは違うものと認識されるようなんです(検索結果が変化します). うむ,なるほど,Googleはもともとヒューリスティックな知識はできるだけ排除する,可能なかぎり機械的にやっつける主義だから,こういう仕様なんですね.なるほど….

しかし,“行なうは易し”て書いたら“行うは易し”はヒットしないというのは,ちょっと驚きで,実際のところ,そういうこともあるんだなって覚えておかないといけない気がしてきました. まぁ,しかし,もっともっとWeb空間の情報が増えて増えてつながってリンクしてつながってリンクして行けば,“行なうは易し”と“行うは易し”という違いがあるページであっても文書内の他の個所は似てるはずだから,似たページと認識されて問題はなくなるはずなんですよね.

というわけで,将来に期待…(たぶん今のGoogleの方針は正しいはずだから)

おまけ

ところで,八城さんのお話の中に出てくる,孫文の筆による王陽明の金言ですけど,もしかしたら,王陽明のオリジナルは“言うは易く行うは難し”で孫文が“知るは難く行うは易し”に改変したのかもしれません.Web上では,いろいろ意見があって 記載の正確さや どこから引用してきたかがはっきりしないものが多いため,すぐには正解がわかりませんでした.王陽明や孫文の著作(の日本語版)を調べられれば確定できるんでしょうけどね…本の中身が検索できるGoogle Book Searchが待ち遠しいです.

でも,いずれにしても,どうやら,中国では王陽明や孫文など,いろんな思想家が “いうのは簡単だけど,実際やるとなるとタイヘンなんだから”とか, いやいや“何をするべきかがわかってしまえば やるのはやれるんだ”とか時代を超えて論争し, さらには“知るは難し,行うも易からず”,どっちも難しいよみたいに言いだす思想家の方もいたみたいで,“知行難易”の問題として ちょっと有名なテーマなんだってことがわかりました.

というわけで,ぼくもあやしいげな情報を増やして終わりといたします(^_^;)

Amazon.com(Amazon.co.jp)の“おすすめ商品”機能(recommendation)て便利ですよね. かなりよい確率で“未知なる ほしい本”を当ててくれます. ぼくの場合,特にマンガを探すのに役に立ってて, 先日はAmazon.co.jpが“おすすめ”してきた 海藍(はいらん)さんの新刊“特ダネ三面キャプターズ”を買いました.

ぼくは海藍さんのコミック“トリコロ”に出会ったのがきっかけで,トリコロの掲載誌である“まんがタイムきらら”を買うようになったくらいだから, いわゆる海藍さんのファンにあたるんだろうと思うんですけど, うっかり者なので,海藍さんがトリコロの連載と平行して 姉妹誌に“特ダネ三面キャプターズ”ていう連載をもってることを知らなかったんです(愛がたりない? Webとかで検索すればわかるじゃんってことで,ぼくのウッカリも悪いんですけど,この作品の休載が多くて新しいファンがこの作品を発見する機会がすくなくなっちゃうっていう意味で海藍さんも悪いんですよ…“まんがタイム ラブリー”の表紙が海藍さんの絵になったら,ぼくだって気づいてましたよ…). かつ,ぼくは“きらら”は毎月読んでるけど,今はアメリカに住んでいて日本から取り寄せて読むことになるので,きらら経由の情報は遅くて,もうすぐ海藍さんの新刊がでるよっていう第一報を入れたのがAmazon.co.jpになったというわけです.

ノイズなのか,新しい世界の入り口なのか…

ところで…先日Amazon.comで, Make: Technology on Your Time が“おすすめ”されてたので,クリックしたら,その後,おすすめページに なんだかよくわからない婦人誌がでてくるようになりました. ぼくはMakeの表紙(Make,vol. 4,たぶん2005年9月号の表紙)の手作りギターに反応してクリックした,つまりギターに興味があったわけなんですけど,なんでこれをクリックすると婦人誌が“おすすめ”になるのか,ちょっと悩みました.

で,悩んだ結果,これは想像ですけど,Makeの扱っている“手作り”でいろんなものを作ってみるっていうテーマが 手芸と隣接していて,さらに手芸が婦人誌と隣接しているという連鎖で,最終的に ぼくの“おすすめ”に婦人誌がでるにいたったのではないかという結論になったんです(この推論,あたらずとも遠からずかと自画自賛中です).

# 日本でいうとNHKの“おしゃれ工房”を読んでる人と “電撃ホビー”を読んでいる人が “お湯まる”(お湯でぬくめると軟らかくなる粘土みたいな感じのもの) でつながっているかもしれないという感じです(わからん例だ^_^;).

それで,一瞬,これはノイズかなと思ったけど,少し考えてみて,そうでもないのかも, もしかしたら,ノイズではなくて新しい世界の入り口かも?とも思えてきました. これをきっかけに,ぼくが手芸をはじめ…ないでしょうね,たぶん(^_^;) だけど,そういう可能性があるかもしれないことを考慮したら, 単にノイズというわけではないとも思えてきたんですよね.

ぼくたちが昔(今もか…)本屋さんにいってブラブラと立ち読みしたりしてたのは,要するに,ふと目に入った本を手にとったことから始まる新しい世界との出会いの経験が蓄積されてきたからじゃないのかと思います.

だけど,ほんとの本屋さんは 本棚を動的には組みかえられないわけで, 婦人誌とプログラミングの本がとなり(あるいは近いところ)に並ぶのは ありえない感じです. となりの本・となりの本棚がダイナミックに変化して, みんなに適切な新しい世界への入り口を提供できるのが Web本屋さんの良さのひとつなんだって思いました.

最近Webを巡回してると,ときどきページの隅っこの方にtrack feed)ていう ちっちゃいボタンがついているページに出会うことがあるんですけど,これってどんなサービスで誰が提供してるサービスなのかな(誰っていうのはサイドフィード株式会社に違いないんでしょうけど,それがどんな会社なのか いまひとつわかってません).

ちょっと説明を読んでみたところ,自分のWebページにリンクをはってくれた人がいたら,通知してくれるサービスみたいなんですけど,具体的に何をどうやって その情報を集めているのか ピンときていないんです.

で,なんで この“track feed”ていうサービスに興味をもっているかというと…

  • 逆リンクをはってあげられるようになる?
  • ページ移動したことを教えてあげられるようになる?

と思っているんです.以下,詳細説明です.

逆リンクをはってあげられるようになる?

リンクをはってもらえたっていうことは,何かしら関係のある内容のページをおもちの方だと考えられるわけで,そのページを読んでみたら いろいろ参考になったりするんじゃないかと思うんです(たとえ ぼく自身が参考になると思わなくても,ぼくのWebページを読んでる方は,そっちのページのほうが好きかもしれないし…).

なので,一度はリンクをはってくれた人のページを見てみて,逆リンクをはるかどうか検討してみるべきだと思うんです.ぼくのページが一番でないことは残念だけど,ぼくのページを見た人が必ずよりよいページにたどり着けるようになっているのは,すごく価値のあることだと思うんです.

ページ移動したことを教えてあげられるようになる?

ブログじゃないWebページの方って ときどきページのファイル名をかえたり,フォルダ構成を変更したりしたくなる(というか実際かなり頻繁にやってたりする)のですけど,いつも気になってるのが,もしリンクをはってくれてる人がいるとしたら,せっかくリンクをはってくれてるのに,ページを移動してしまったらリンク切れになってしまうわけで,ほんとすみませんというか,ごめんなさいというか,できることならページを移動しましたよってメールをあげるくらいのことはするべきかなって思うんです(Googleでリンクを調べてもいいんでしょうけど,うちは あんまりGoogleが届いてないページなので…ということはリンクされてないんだから 大丈夫って?^_^:)

ブログはトラックバック機能があるから そもそも逆リンクについて気にする必要はないし,ページのアドレスはカテゴリー(フォルダ)構成を変更しても変わらない“パーマリンク”なので,こういう悩みはないのですけども.

近いうちに試してみますかね…いやーな情報収集するクセがあったりするとイヤーな感じですけども….

リンク

158円/月(年1896円≒2000円)と,それほど高くはないんだけど,このサービスを契約することで毎日送られてくるようになる“迷惑メールフォルダレポート”に目を通さないといけないのが面倒なので,Thunderbirdを使ってローカルで迷惑メールを除去する方法を試してみることにしました.

BIGLOBE迷惑メールフォルダオプションのウリ

  • メールサーバ側で迷惑メールを除去する(迷惑メール専用のフォルダに自動的に振り分ける)ため,迷惑メールは ほんとに“届かない”(メールソフトでPOPしても迷惑メールは落ちてこない). ただし,これはYahoo!メールなどのWebメールも同じ機能をもっているので,BIGLOBEオリジナルではありません.
  • 迷惑メールフォルダレポートが毎日自動生成されて送られてくる. この機能はBIGLOBEのオリジナル. 他メジャーなWebメールにはこの機能はないと思います. レポートの内容はサーバが迷惑メールフォルダに振り分けたFromとSubjectを列挙したもの. これを読むことで,間違って迷惑メールに振り分けられてしまったメールがないか調べることができます. (ただ,これを読むのが とても面倒. アダルト系の迷惑メールの題名を20~30も読んでるとバカになりそう….)
  • 迷惑メールと判断されて迷惑メールフォルダに振り分けられたメールも サーバには ちゃんと残っているので, 何か問題があった場合---送信者からの指摘などで,メールが届いていない可能性があることが判明した場合,サーバを覗いてメールを探すことができる(“ウェブリメール”というWebメール機能を使うと迷惑メールフォルダが見えます).
  • 一般に,迷惑メールを除去するためのフィルタは, サーバ側においてあるものの方が賢い(学習がすすんでいる)と思われます. ローカルの自分専用フィルタは,自分だけで育てているけど, サーバのフィルタは そのサーバを使っているみんなで育てているので,圧倒的によく教育されているはずです. 特にYahoo!メールとかみたいにユーザが多いものは, ほぼ完璧な振り分けを期待できるんじゃないかと思います.

ウェブリメールのインタフェースは悪くないとは思うのですけど,Yahoo!メールやGMailなどのメジャーなWebメールと比べると動作の機敏さも今ひとつで,メールという非常に基礎的なアプリケーションを操作する環境としては ちょっとだるいイメージです.

Yahoo!メールやGMailみたいに軽さ重視のインタフェースの方が,ぼくの利用方法には向いてるように思います.

Thunderbirdによるローカル振り分けの魅力

  • ベイジアン フィルタでプロバイダの迷惑メール振り分け機能と同等の効果が得られる. 自動的に振り分けてくれるので,迷惑メールを読まなくてよいという利点は維持できる.
  • BIGLOBEが自動生成するテキスト形式のレポートより,実際にメールソフトでタイトルにザっと目を通すほうが速い.メールソフトのGUIの方が一目で認識しやすい形式になっていて,読みやすい.カスタマイズもできる.
  • 迷惑メールも,とりあえずローカルにあるので,万が一間違って迷惑メールと判断されたメールがあってもすぐに内容を確認でき,救出も一瞬で完了する.

関連リンク

May 04, 2006.

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