I/Oマニピュレータ

種別 マニピュレータ ios書式フラグ 説明
基数
basefield
dec ios::dec
hex ios::hex
oct ios::oct
桁よせ
adjustfield
right ios::right
left ios::left
internal ios::internal
浮動小数表記
floatfield
fixed ios::fixed
scientific ios::scientific
bool型の表示 boolalpha ios::boolalpha bool型を{truefalse}で表示
noboolalpha
基数プレフィックス表示 showbase ios::showbase 数字の前に0xとかを表示して何進数かわかるようにする
noshowbase
小数点の表示 showpoint ios::showpoint 小数点以下が0の場合でも小数点と後続の0を表示する
noshowpoint
正符号(+)の表示 showpos ios::showpos 正符号を表示する
noshowpos
空白をスキップ skipws ios::skipws
noskipws
大文字表示 uppercase ios::uppercase 16進数プレフィックスの0Xや浮動小数の指数部Eを大文字で表示
nouppercase
バッファリング unitbuf ios::unitbuf 出力を行うたびにフラッシュする
nounitbuf
endl 改行文字を出力してバッファをフラッシュする
ends NUL文字(0x00)を出力する
flush バッファをフラッシュする
ws 空白をスキップする

引数つきのマニピュレータ

引数つきマニピュレータを使う場合は,<iomanip>をインクルードする必要がある.

マニピュレータ 動作
setbase(int base) 基数をbaseにする(baseは10,16,8のいずれか)
setfill(charT c) フィル文字をcに設定する
setioflags(ios_base::fmtflags mask) 指定したios書式フラグをセットする(ビットを1にする)
resetioflags(ios_base::fmtflags mask) 指定したios書式フラグをクリアする(ビットを0にする)
setprecision(int n) 小数点以下をn桁表示するようにする
setw(int n) フィールド幅をnにする

setw(int n)マニピュレータだけは設定値に永続性がない仕様になっている.


はたいたかし
2002-09-01
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