Mozcの導入

概要 iBus-AnthyからiBus-Mozcに移行する手順を解説(Mozcが新たに導入されますがAnthyも残ります).
検証環境 ubuntu 12.04 x86_64

ibus-mozcのインストール

Ubuntu Software Centerなり,apt-get installなりでibus-mozcをインストールしてください.

$ sudo apt-get install ibus-mozc
図1 Input MethodのRestart

Indicatorのキーボード アイコンを右クリックし,Restartを選択します.以上でMozcのインストールは完了,あとはMozcがデフォルトで使われるように設定変更を行います.

Mozcをデフォルトに

先ほどと同様に,Indicatorのキーボード アイコンを右クリックし,今度はPreferenceを選択します.すると,図2-1のようなダイアログボックスが表示されますので,“Select a input method”のスピンから“Japanese”→“Mozc”を選択してください(図2-2).選択したら,右側の“Add”ボタンが活性化しますので,AddしてUpして図2-3のように優先順位を上げれば完了.

iBus自体は入れ替わっていないので,Anthyのときに使っていたキーで日本語入力をON/OFFできます(できるはずです).特に変更していなければ Ctrl + SPACE です.
図2-1 Preference
最初はAnthyだけが表示されている状態になっていると思います.あるいは何も表示されていなくてもOKです.何も表示されていない場合は,まだ日本語入力のための Input Method が導入されていないだけなので,今回導入する Mozc を使えばOKです.
図2-2 Mozcの追加
図2-3 Mozcをデフォルトに