ガールズバンドクライ サブタイトルの元ネタ
ガールズバンドクライの各話につけられたサブタイトルは古いロックの曲名からとられているようです. 下表に元ネタであろう曲をあげておきました.
いちおうアニメ本編の内容となんとなく関係ありそうな曲名が選ばれているようにも思えますが,ピッタリかといわれるとかなり疑問…ゆえにタイトルから本編の内容が思い出しづらいことこのうえないです (^_^;)
# | サブタイトル | |
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1 |
遠藤賢司 - 東京ワッショイ (1979) ▶ Live 1989 テレ東サウンドギグ [歌詞] ※このライブものすごい名演です! 元ネタ確認とか関係なく一度は見てみてください. 仁菜ちゃんが東京にでてくる回…ということなんでしょうけど,歌詞とアニメ本編はまったく関係ない感じです. しかも川崎は東京じゃないし.正確にいうと神奈川だし.横浜のともだち (^_^;) |
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2 |
ゆらゆら帝国 - 夜行性の生き物3匹 (2003) ▶ Official Music Video [歌詞] すばるちゃんが登場して3人になる回. 仁菜ちゃんが深夜の街でペンダンドライトをぶんまわして大暴れするシーンに続いて,アパートにもどって「あたし,ずっと闇なんだ」と泣きはじめたところに桃香さんとすばるちゃんがあらわれて,明かりをつけて「めんどくせぇ」て笑い飛ばしてくれるという,実にロックな名作回. 『夜行性の生き物3匹』は歌詞の内容は意味不明なんですけど,3人 + 夜ってイメージと曲のタイトルは まずまずマッチしています. |
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3 |
eastern youth - ズッコケ問答 (2001)
[歌詞] Aパートは仁菜が作曲アプリにハマってしまうお笑い回,Bパートはラゾーナ川崎プラザで初ライブをやる回. アプリにはまったり,肉まんにソースをかけたり,アクターズスクールにいってハチ公とお上りさん写真撮ったり,初めてスタジオにいってライブもやったり,もりだくさん. なんですが,どうしてこのタイトルが選ばれたのか正直まったくわかりません.ぼくの感性がいまいちなんでしょうか. |
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4 |
フィッシュマンズ - 感謝(驚) (1994) ▶ Live 1996 at 新宿 Liquid Room [歌詞] ウソつきすばるちゃんが主役の回. すばるちゃんのおばあさま,「探偵オババ」こと大女優の安和天童さんが京都から突然押しかけてきたことで右往左往するお笑い回です. 仁菜に「(すばるちゃんに)女優になってほしいですか」と問われたおばあさまが「娘(すばるちゃんのお母さん)には自分の仕事をひどく嫌われている」こと 「すばるちゃんだけが自分の仕事を好きだといってくれる,やってみたいといってくれる」ことを話して「感謝してる」と結ぶ. このやりとりの中で仁菜にもいろいろな気付き(≒ 驚き)があり,女優になる気がないことを話すのは「今じゃない」と感じて華麗なる手のひら返しをする. …というわけで「感謝(驚)」だと思います. |
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5 |
サンボマスター - 歌声よおこれ (2005) ▶ LIVE FACTORY 721 at お台場野外特設会場 2005 [歌詞] ライブハウス Serbian Night でライブをする回. なんでこのタイトルが選ばれたのかは いろいろ考えてみたんですけど謎でした (^_^;) |
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6 |
フラワーカンパニーズ - はぐれもの賛歌 (2010) ▶ Live 2011 at LIQUIDROOM [歌詞] ともちゃん・ルパさんが合流する回. それぞれ脱退したり,退学したり,バンドが崩壊したり,して「はぐれもの」になって ひとりで自分の歌を歌うしかなかったみんなが次第に集まってくる雰囲気をとらえた選曲なのかも…? と,ムリヤリ理解できなくはないけど本編とあってるかといわれると,う〜ん (^_^;) |
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7 |
スピッツ - 名前をつけてやる (1991) ▶ Live [歌詞] バンド名「トゲナシトゲアリ」が決まる回. たぶんそれだけ…? ただ「トゲナシトゲアリ」てバンド名としては かなり異質な感じがするし,何か複雑な想いをこめた命名のような気もする(劇中では即興で決まった演出だったけど脚本を書いた人は嗜好を凝らした気もする)ので,何かヒントがあるんじゃないかって歌詞を眺めてましたけど,わかりません…. バンド名としては(特にアニメにでてくるバンドなら)「ドリーム ガール」とか「ウンディーネ」の方がありそうですよね (^_^;) |
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8 |
GOING STEADY - もしも君が泣くならば (2001) ▶ Live 2002 [歌詞] 桃香さん号泣回. 自分にとってあまりにもツライ体験だったプロへの道を何とかしてあきらめさせようとする桃香さんに対して,圧倒的な愛で あなたとならどんな道でも進めると真正面からぶつかってくる仁菜ちゃん. 『もしも君が泣くならば』の歌詞もまっすぐでベストフィットです! |
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9 |
THE GROOVERS - 欠けた月が出ていた (1997) ▶ Films(PV集) [歌詞] 智ちゃんが主役の回. 本気をぶつけるたびにメンバー欠けていく体験を通して,思ったことを口に出せなくなってしまっていた智ちゃんだけど,クーラーが壊れて暑くてイラッとしたのか,仁菜に「そんなおままごとギター,一生かかってもまともにならない」と辛辣な批評をぶつけてしまいます. 自己嫌悪に陥る智ちゃんだったけど,練習をやめない仁菜の姿を見て,これまでとはちがう何かを感じとります. ラストで「へたくそ!!」って大声で叫ぶ智ちゃんに笑顔で「ぜったいうまくなってやる」と返す仁菜ちゃんが印象的. これには智ちゃんのカチコチに固まった人間不信もとろけることまちがいなしです. 『欠けた月』は,これまでダメになったメンバーがもっていなかった何かであり,智ちゃんが求め続けていた本気をぶつけられる仲間を象徴する言葉なんだろうと思いますけど,曲と内容とのフィット感という意味では,う〜ん (^_^;) |
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くるり - ワンダーフォーゲル (2001) ▶ Live from くるりの25回転 [歌詞] お父さんとの和解のために仁菜ちゃんが熊本に帰る回. 『ワンダーフォーゲル』ていう表題はピンとこないけど,歌詞とアニメ本編の内容(身近な間柄だからこそお互いにかけあう言葉が少なくなってすれ違っていく)はあってます. ただ,曲は「すれ違っていく」悲しさを歌うものだけど,アニメ本編は物理的には家族の元から飛び立って離れていくけど,心情的には相互理解が深まって近づいていくストーリーなんですよね…. |
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THE BLUE HEARTS - 世界のまん中 (1987) ▶ YouTube (music only) [歌詞] BAY CAMP で「私らの方が ぜったいスゴかったッ!」ライブをする回. あのステージはあの瞬間,まちがいなく『世界のまん中』だったと思います. |
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RCサクセション - 空がまた暗くなる (1990) ▶ Live 1999 at 日比谷野外音楽堂 [歌詞] 芸能事務所と契約してレコーディングに明け暮れる回. 『空がまた暗くなる』は最後のワンシーン,時間をかけてレコーディングした曲の再生数が伸びず,メジャーデビューでいきなりつまづいてしまう部分にかけたものと思います. 歌詞はフィットしていないように思いますけど,タイトルのフィット感は良好です. |
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神聖かまってちゃん - ロックンロールは鳴り止まないっ (2010) ▶ PV [歌詞] コールド負け・日本シリーズ4連敗だけど堂々と勝負をやりきる回. うっせーなぁ,数字じゃねぇんだよ,曲は!💢 いつもどおり歌詞とはリンクしないけど,タイトルのフィット感は良好です. |