必要な道具はすべて無料配布されているので,別途購入する必要はありません.
コマンドライン コンパイラ(csc.exe
)がフレームワークに同梱されていますので,それを利用すればOKです.
比較的新しいパソコンをご利用の場合,たいていフレームワークは既にインストールされた状態になっているのではないかと思います.
C:\Windows\Microsoft.NET\Framework\v*
にcsc.exe
があれば,インストール済みです.
このフォルダが見つからない場合は,まだインストールされていないので次のページからダウンロードしてインストールしてください.
バージョン | フレームワーク格納先パス |
---|---|
.NET 2.0 | C:\WINDOWS\Microsoft.NET\Framework\v2.0.50727 |
.NET 1.0 | C:\WINDOWS\Microsoft.NET\Framework\v1.1.4322 |
C:\WINDOWS\Microsoft.NET\Framework\v1.0.3705 |
※2006年09月17日調べ.
ほかにもv2.0.40607など いくつかのバージョンがあるようです.
※v1.x系はv1.1.4322みたいに最後の4桁は連番のビルド番号っぽいのだけど,
v2.x系からはv.2.0.50727みたいに最後の5桁は日付っぽい(たぶん2005年07月27日版なんだと思う).
フレームワークをインストールしてもコマンド検索パスは設定されないようですので,
自分でcsc.exe
のあるディレクトリへのパスを通しておいてください.
マイコンピュータ > システム情報を表示する > 詳細設定 > 環境変数
から ユーザー環境変数の“新規”ボタンをクリックして以下のように値を設定します
(v2.0.50727
の部分は各自の環境にあったものを指定).
設定項目 | 設定値 |
---|---|
変数名 | PATH |
変数値 | C:\Windows\Microsoft.NET\Framework\v2.0.50727;%PATH% |