アメリカのMicrosoftのダウンロードサイトで無料配布されている MASM 8.0を日本語版のVisual Studio 2005 Standard,Visual C++ Express Edition 2005にインストールする方法を解説します. ここで解説する方法は推奨されるものではありませんので,自己責任で実施してください. なお,安全・確実にMASMを使うには以下のような方法があります.
ml.exe
の取り出し方
実は適当なアーカイバ(解凍ソフト)を使えば中身のml.exe
(MASM本体)が取り出せます.
私はLhaplusをつかったけのですども,たぶん最近のアーカイバなら,どれでも大丈夫なはずなので,
とりあえず自分のお気に入りのアーカイバで試してみるといいと思います.
手順 | 解凍するファイル | 説明 |
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1 | MASMsetup.exe |
Win32 Cabinet Self-Extractor(Windowsキャビネット自己解凍形式) 解凍すると setup.exe ができます.
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2 | setup.exe |
IExpress Setup(よくあるインストーラ…なのかな?) 解凍すると次の2つのファイルができます. vc_masm.msi Windowsインストーラ パッケージ(MSI形式)vc_masm1.cab キャビネット(CAB)形式 ※こっちだけを使います.
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3 | vc_masm1.cab |
キャビネット(CAB)形式 解凍すると次のファイルができます. FL_ml_exe_____X86.3643236F_FC70_11D3_A536_0090278A1BB8 ファイルはこの1個しか入ってないし,名前から類推してもMASM本体( ml.exe )に間違いなさそうなので,
これをml.exe にリネームして,パスの通ったディレクトリにおきます.
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以上でMASMが使えるようになると思います.
手順2で出てくるvc_masm.msi
の中身が何かも気になるところですけども…
ml.exe
だけで ちゃんと動いてるみたいなので,ヨシとしましょう.