プロセス一覧の表示

• ps auxfとfをつけるとプロセス ツリーも表示されるようになる．ただ，この形式にすると表示量が増えるし，行の前後関係を保った状態で見ないと意味がなくなるので，ps auxf >ps.outとかやってファイルに保存したのちにviewなどで開いて閲覧するのがよさそう．
  • このままだと表示幅がたりなくてプロセス名の後ろ側が切れてしまうので，超絶ワイド オプションwwをつけて ps auxfwwとするのがよいかも．なお，これやると横幅80カラムのターミナルでは超絶読みにくいので覚悟しろｗｗｗ
  • プロセス ツリーだけ見れればよい場合はpstree -cコマンドが便利（表示例/ASCII版表示例）．調査用途だと pstree -acp あたりが妥当かも．
• psコマンドの出力で，“-bash”のようにbashの前にハイフンがついているものはログインシェルであることを表す．
  • “-bash”は，ログインシェルで echo ${0} をやったときにもでる表示．何か表示しないといけないのだけど，“シェルスクリプトないじゃないからパスだせないよ？”の意味で“-”を表示しているのかも．なお，${0} は，コマンドラインで呼ばれたときのコマンド文字列が返ってくる変数．通常のスクリプトなら“./foo.sh”とか“/home/hatai/bin/foo.sh”とか．

図1 ps auxfww “f”オプションをつけるとプロセスツリーも表示されるようになる．また，超ワイド オプション“ww”をつけると端末の桁数を無視して右端を切らなくなる．

図2 pstree プロセス ツリーを見たい場合は，pstreeコマンドの方がスッキリしていて見やすい．

Links

• 現在のプロセスの確認（ps）