Windows XP ヘルプとサポートで“新しいコマンドラインツール”を検索すると詳細が参照できる.
| コマンド | 説明 |
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assoc |
拡張子の関連付けを表示・変更する.(cf)ftype |
call |
バッチファイルから他のバッチファイルを呼び出す.
call自体は昔からあったが,最近になって実行位置のラベル指定が可能になった.
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cdchdir
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空白文字がデリミタではなくなった.
これにより,C:\Program Files\…のような空白を含むパスを指定するときに
ダブルクォートで囲む必要がなくなった.
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color |
コマンドプロンプトの文字色・背景色を指定する. |
delerase
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/sオプションを指定すると,実際に削除したファイルのファイル名が表示されるようになった.
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setlocalendlocal
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バッチファイル内で使用する環境変数のローカル化を開始・終了する.
コマンド拡張機能が有効な場合,
ENABLEEXTENSIONS/DESABLEEXTENTIONS(コマンド拡張機能の有効・無効),
ENABLEDELAYEDEXPANSION/DESABLEDELAYEDEXPANSION(遅延環境変数の展開の有効・無効)を指定できる.
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for |
指定したファイルセットに対して,指定したコマンドを実行する.
ファイルセットへの指定(/dでディレクトリを指定,/rで再帰的コマンド実行.
/lで()内に指定した初期値,増分,最終値からえられる数列を利用したコマンドの実行)など,
for内での変数の置換などの機能が拡張された.
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ftype |
ファイルタイプの処理方法を指定する. |
goto |
移動先ラベルとして:EOFが指定できるようになった. |
if |
文字列の比較が行えるようになった(/i).
CMDEXTVERSION(コマンド拡張機能のバージョンチェック)や
DEFINE(環境変数が定義されているかのチェック)が行えるようになった.
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mkdir |
中間ディレクトリを自動的に作成するようになった. |
pushdpopd
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Cシェルのpushd/popdに相当するコマンド
(Bシェルではcd -が似たような用途で使える).
ドライブ間の移動やネットワークドライブへの移動もできるので,
ディレクトリ スタック機能を使わない場合でもcdよりも便利.
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sc
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サービスの開始,停止. scコマンドでWindows OSのサービスを確認/一覧/開始/停止する |
set |
/aによる式の評価の変数への代入,
/pによるプロンプトを指定してのユーザ入力の変数への代入が行えるようになった.
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shift |
バッチファイル中の置き換え可能なパラメータをシフトする.
コマンド拡張機能が有効な場合,シフトを開始する位置をshift /nの形式で指定できる.
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start |
指定したプログラムやコマンドを実行するためのウィンドウを開く.
32ビットのGUIアプリケーションを指定した場合,即時にコマンドプロンプトに制御がもどる(バックグラウンド実行の状態になる).
拡張子がないファイルを指定した場合,環境変数PATHEXTの値を使って,拡張子の種類と順序を判断する.
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