Metal

単語意味
welding 溶接.
solder はんだ.ハンダづけする(join with solder).
ハンダというのは,スズと鉛を主成分とする合金で,電気回路の導線と基板を接合したり,金属細工で金属部品と金属部品を接合したりするのに用いるもの. 低温でとけるため扱いやすい. [日本語の「はんだ」は,福島県北部にあった半田銀山からきているとか,マレー諸島のバンダ島にちなんだ名前だとか,いろんな説がある(広辞苑より). 英語の solder は solid(固形,しっかりした)と同じ語源から派生している.]
soldering iron はんだごて
lead solder 鉛はんだ. EUの環境保護規制のため,電気機器などで配線に鉛を含むハンダを使っていることを明示する表現としてときどき出てくる.
solder blob イモはんだ[Soldering参照].溶けたハンダがイモっぽい球状になっていて実は正しく接合されていない状態.はんだゴテの温度が高すぎたり,接合部分の加熱が不十分だったりして,ハンダが酸化したり銅などの不純物が溶けこむことが原因らしい[はんだ付け参照].
cold solder joint 基板や導線が十分な温度になっていない状態でハンダづけを行なったことで適切な接続が行われていない状態[Soldering参照].
solid 固形.堅固な.しっかりした.
ハンダの solder と solid は同じ語からわかれてきたと考えられる.ものを接合して固定する(しっかりさせる)という意味を共有している.
alloy 合金.
値段を安くするために貴金属に安い金属を混ぜたものというイメージもあるため,比喩的に「不純物」の意味にも使われる.
shaped memory alloy 形状記憶合金
plating めっき(鍍金).被覆.装甲.
galvanized iron 亜鉛メッキされた鉄(トタン).昔のバケツのようなもの. 日本語のトタンはポルトガル語に由来してるといわれているが詳細は不明.
brass 真鍮(しんちゅう).銅と亜鉛の合金のこと.
tin スズ(錫).ブリキ(鉄をスズでメッキして錆びないようにしたもの). ズズとブリキはなぜかどちらも tin でよい.明確にしたい場合は tinplate という.缶詰,お菓子の箱など食品の入れ物には tin が使われていることが多い(cf トタン galvanized iron).
lead 鉛(なまり).
gilding /ギルディング/ 金メッキ(gold-plated). gild /ギルド/ は「金箔をかぶせる(金メッキをする)」「(日の光などが風景を)金色に輝かせる」などの意味.
zinc 亜鉛.
foil 箔(はく).アルミフォイル(アルミ箔)などの「フォイル」. 本来はラテン語の folium(葉)の意味なのでゴシック様式の建物・家具などに施されている葉っぱ模様のことも foil と呼ぶ.
mold 鋳物やお菓子などの型・金型.型に流し込む製法で作ったもの.型にはめる(人間を訓練して型にはめる用法も含む).
fusible metal /フュージブル メタル/ 可融性の金属. ハンダ(半田)のように容易にとかすことができる金属のことをさして,fusible metalというみたい. fuse(ヒューズ)というのは,電気器具に過電流が流れるのを防ぐために使うヒューズのこと. 過電流が流れることで発生する熱により溶けて断線するしくみ.
fuse ヒューズ.導火線,信管.
clad 覆った.硬貨をクラッディングした(異なる種類の金属を層状に貼りあわせて作ったコインを clad coin と呼ぶ). 建物などの外装材,外壁,外装加工.
ironclad 甲鉄の,装甲で覆った(古い表現,現在は armored).