軍事関係の用語

アメリカ軍の階級

単語意味
allied nations
allies
第2次世界大戦の連合国,第1次世界大戦の協商国(連合国)のこと.単に「同盟国」の意味でも使われるので文脈に注意. 第1次世界大戦のドイツを中心とした同盟国側が the Central Powers (中央同盟国)と名乗ったことに対応して,「協商および連合国」(Allied and Associated Powers)という呼称ができ,略して Allies と呼ばれるようになった. その後,第2次世界大戦でも伝統的に連合国側を Allied Nations (Allies) と呼んでいる(ただし第2次世界大戦での正式な用語は the United Nations,対する日独伊同盟は枢軸国 the Axis).
NATO加盟国も allies と呼ぶ.
ammo
ammunition
弾薬.
armory 兵器工場,造兵廠(しよう).
bayonet 銃剣.
bombard …を砲撃する.[C](中世の)射石砲
canister shot 散弾.榴弾.
coalition forces 多国籍軍. coalition は「連合体」とか「連立政権・連立政府」のような意味.
第2次世界大戦の連合国,第1次世界大戦の協商国(連合国)は allied nations が一般的.
COIN counter insurgency の略.対暴動・対反乱.通常の軍同士の戦闘ではない対ゲリラや対テロなどの不正規戦のこと.
corpsman /コーマン,コールマン/ 衛生兵(medic, combat medic).a (medical) corpsman.
detonator 起爆装置,起爆剤.雷管.
flare 照明弾.flare bomb, star shell ともいう.
fragging 友軍兵士による意図的な殺害.証拠が残りづらい fragmentation granade を使用する事例が多かったことから fragging と呼ばれるようになった.
fugitive /フュージティブ/ 逃亡者.亡命者(refugee 難民より堅い表現). fugitive soldiers 脱走兵.
garrison 軍の駐屯地. camp と違い,軍事的な要衝に恒久的に配置されている拠点を指す.
US Army Garrison, Okinawa 沖縄駐留アメリカ軍.
hand-to-hand hand-to-hand combat 接近戦・白兵戦.
howitzer /ハウィッツァー/ 榴弾砲.チェコ語が語源なので日本では「ハウザー」と読んでいる人が多いかも.
infantly 歩兵.
martial arts 武道,武術.
martial law 戒厳令. invoke martial law 戒厳をしく(戒厳を布告する).
mercenary /マシナリー/ 傭兵.
periscope 潜望鏡.
POW prisoner of war. 捕虜(captive). POW camp, prisoners' camp 捕虜収容所.
private 兵卒[士官・下士官・兵卒とわけたときの兵卒.]
private first class 一等兵・上等兵.略して単に“first class”ということも多い.[日本では,兵卒は,上等兵,一等兵,二等兵の3階級にわかれるのだけど,アメリカは private first class と private の2種類かも.日本ではさらに兵卒の中でリーダーとして兵長という役職?もある.]
ROE Rule of Engagement. 日本語では「交戦規定」と訳されることが多い.どんなときに発砲してよいかなど軍事行動中に守らなければならない規則のこと.
semper fidelis
semper fi
/センパーファイ/ 常に忠誠を.always faithful のラテン語.アメリカ海兵隊の標語のひとつで,海兵隊のスピーチの最後を締めくくる際に頻出する.
shaped charge 形成炸薬弾. 第2次世界大戦時のアメリカ軍の Bazooka やイギリス軍等の PIAT から射出される運動エネルギーに頼らずメタルジェットによる化学エネルギーを使って戦車の装甲を撃ち抜くタイプの対戦車弾. HEAT (high-explosive anti-tank) ともいう.
star shell 照明弾(flare).
warship 軍艦.