のぞき見するっていう自動詞なんだよ… つまり,何かを見るわけではなく,こそこそ悪さをするっていう雰囲気で何を見てるかは気にしない文脈で使うみたい.
日本語で「のぞき見する」ていうと当然対象物がありそう(目的語をとりそう)で, 例えば「×He peeps her.」のように使うのかなという気がするんだけど,正しくは「He peeps at her.」となる.
「のぞく」というのは日本語でも例えば将棋で角の利きを歩の隙間から外に向けることを「角をのぞく」といったりするけど,それと同じように「ぴょこっと外にでてくる感じ」をイメージしているらしい. peep の意味に,「花や星などが(次第に)でてくる・姿を現す」とか,「性質などが(自然に)現れる」という意味があるのは,そういうイメージ.
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名詞での使い方をみてみると,ピープのイメージがどんなものかわかりやすい(下の例はいずれも大修館“ジーニアス英和辞典”より).
Oxfordの定義はズバリわかりやすくて次のようになっている.
referにも同じことが言えてて「×I refer a book.」はダメで,「I refer to a book.」が正しい.
peep は擬音語でピーという音のことを意味しているときもある.
単語 | 意味 |
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refer to なんとか | なんとかを参照する. |
peep | ピー |
beep | ビーッ. そういえば,昔まだコンピュータがシンプルだった頃,コンピュータの単音のブザー音のことを“ビープ音”て呼んでたね. |
bleep | ピー(放送禁止用語とかを もみ消すときにつかう信号音). |